腸内細菌が産生する“第四世代”脂質メディエーター

※Zoomを使ったオンラインセミナーです。当日ご参加が難しい場合も、開催後2週間は録画をご視聴いただけます。

※お申込み後、開催日前日までに資料PDFファイルとZoomのURLをお送りします。

【講　師】岸野重信先生

【参加費】4,400円（税込）

【内容】

・腸内細菌とは 

・新しく見出した腸内細菌の脂肪酸代謝の紹介 

・腸内細菌が作り出す様々な修飾脂肪酸 

・修飾脂肪酸の生産系の確立 

・腸内細菌が作り出す修飾脂肪酸の機能性について 

・新しいカテゴリー“第四世代”脂質メディエーターについて など

【講師プロフィール】

岸野重信先生 京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻　准教授

 博士（農学）  

<経歴> 

京都大学農学部生物機能科学科、京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻修士課程・博士課程終了後、京都大学大学院農学研究科産業微生物学寄附講座特定助教、京都大学大学院農学研究科・助教を経て、現職。

 アメリカ油化学会Honored Student Award、日本油化学会ヤングフェロー賞、日本油化学オレオサイエンス賞、日本農学進歩賞、農芸化学奨励賞、バイオインダストリー奨励賞など

～岸野先生からメッセージ～

我々が食事より摂取する三大栄養素の一つである脂質は、栄養となるだけでなく、代謝されて様々な生理機能を有する脂質メディエーターになることが知られていますが、腸内細菌に対してどのような作用を及ぼすかあまり知られていません。 本講演では、我々が見出した腸内細菌の脂質代謝と、腸内細菌の代謝により産生される機能性脂質（“第四世代”脂質メディエーター（これから広めていこうとしている新しい概念））についてご紹介します。