新たな

バイオマーカー

コレステロールや中性脂肪と同じように、脂肪酸は血液検査で測ることが出来ます。

体内には30種類ほどの脂肪酸がありますが、その中の必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)のバランスは、体の状態や疾患リスクを知るための重要な指標であり、新たなバイオマーカーとして世界で注目されています。

日本では特に循環器領域において大変重要視されており、動脈硬化症や心血管系疾患等の疑いがある方は、医療機関で「脂肪酸分画」という検査を受けることが出来ます。

 

しかしながら、本来は血圧やコレステロールなどと同じように疾患になる前に測定して状態を知ることで、重篤な疾患の予防に役立てることが重要です。

脂肪酸のバランスは、血圧やコレステロール、中性脂肪値、ヘモグロビンA1cなど他のバイオマーカーの数値と違い、食べ物の影響がすぐに現れるので、日々の食事で摂る脂質に少し気をつけるだけで数ヶ月で改善できます。さらに、脂肪酸バランスが整ってくると共に血圧や中性脂肪値が改善することが多いのです。

​日本ではまだ積極的に取り入れている医療機関は少ないですが、当協会では心身の健康を保つためのバイオマーカーとして、脂肪酸の測定をお勧めしています。

​脂肪酸分画検査

『脂肪酸4分画』『24分画』があり、それぞ4種類、24種類の脂肪酸の量を測ります

動脈硬化性疾患の疑いがある方は保険適応で測定出来る場合がありますが、脂肪酸分画検査は心血管系疾患をはじめ様々な炎症性疾患のリスクを知るための重要な指標となるので、疾患になる前に自費での検査をお勧めしています。

脂肪酸分画検査は医療機関や健診施設で受けることが出来ます。

【測定項目(4分画の場合)】

〈オメガ6〉

・ジホモ-ガンマ-リノレン酸

・アラキドン酸(AA)

 

〈オメガ3〉

・エイコサペンタエン酸(EPA)

・ドコサヘキサエン酸(DHA)

・EPA/AA比

・DHA/AA比
​・オメガ3/6比

​など

EPA/AA
って​なぁに?

EPA/AA比は、エイコサペンタエン酸(EPA)とアラキドン酸(AA)の比率で、心血管系疾患のリスクを知るための重要な指標です。

高LDLコレステロールや高トリグリセリド血症、糖尿病、炎症性疾患をお持ちの方には、特にご自身の値を把握しておいていただきたい数値です。

自己採血脂肪酸検査

ご自身で指先から血液を数滴採血し、ろ紙に垂らして測定する方法で、体内脂肪酸の割合を測る検査です。

医療機関では測定できないトランス脂肪酸も測定可能です。

海外ではメジャーな検査ですが、日本ではまだ測定できる検査機関がないため、当協会はオーストラリアの研究所と提携し、自己採血脂肪酸検査の普及に努めています。

海外へ郵送するため、結果が出るまで3〜4週間ほどかかります。

ご自宅での自己採血検査をご希望の方には脂肪酸測定キットのご郵送もしています。

​詳しくは、郵送検査の流れをご覧ください。

【検査費用】

 15,000円

【測定項目】

・総飽和脂肪酸

・ミリスチン酸

・パルミチン酸

・ステアリン酸

・一価不飽和脂肪酸

・パルミトレイン酸

・オレイン酸

・総オメガ6脂肪酸

・リノール酸

・ジホモ-γ-リノレン酸

・アラキドン酸(AA)

・ドコサテトラエン酸

・総オメガ3脂肪酸

・α-リノレン酸

・エイコサペンタエン酸(EPA)

・ドコサペンタエン酸

・ドコサヘキサエン酸(DHA)

・総トランス脂肪酸

・オメガ3インデックス

・オメガ6:3比

・AA:EPA比

EPA/AA
って​なぁに?