3/3(日) 糖・脂質代謝の勉強会を開催します


    近年世界的に増え続けている糖尿病。その病態基盤にはインスリン抵抗性があります。

    インスリン抵抗性があると、血液中の糖を肝臓や筋肉が取り込めないため、血糖値が下がらず、糖尿病の発症に繋がります。 高血糖は血管に障害を与え、動脈硬化や心筋梗塞、心不全、脳梗塞など重篤な血管系疾患のリスクを高めることが知られています。 そして近年、その高血糖以上に血管障害をもたらすと言われているのが『食後高脂血症』です。

    食後高脂血症とは、食後に血液中の中性脂肪が増える状態ですが、通常の健康診断などでは空腹時に採血するため、食後高脂血症は見つかりにくいという特徴があります。

    そのため、気づかないうちに血管へダメージを与え、動脈硬化、心筋梗塞を引き起こす危険性が高まることが分かっています。 インスリン抵抗性は糖代謝、食後高脂血症は脂質代謝と別々に考えられがちですが、これらは密接に関係しており、どちらか一方を発症するともう一方にもなりやすくなります。

    そして、実はこの両方に関わっているのが『炎症』です。 今回は、インスリン抵抗性と食後高脂血症の病態にフォーカスし、それぞれの発症メカニズムや、どの組織の炎症がどのように関わっているのか、また予防・改善させる方法や食品成分についてご講演いただきます。

    『糖・脂質代謝と炎症』 〜インスリン抵抗性・食後高脂血症のメカニズムの解明と食品成分による改善〜

    日時:2019年3月3日(日) 10:30~12:30 場所:新宿三丁目SOBLD.2階  (東京都新宿区新宿5-11-2) 講師:高橋信之先生(東京農業大学応用生物科学部) 参加費:6,000円

    お申込み・お問い合わせはこちらから

    https://ssl.kokucheese.com/event/entry/554328/

    【内容】

    ・インスリン抵抗性のメカニズム ・脂肪組織の状態と糖の取り込み ・飽和脂肪酸と細胞毒性 ・脂肪組織の炎症とマクロファージの働き ・食後高脂血症とは ・腸管組織による生体内への脂質取り込み制御 ・食事脂質の種類によって異なる血中中性脂肪値 ・脂質代謝を制御するPPARとは ・PPARを活性化する食品 ・食後高脂血症をもたらす脂質、改善させる脂質 など

    【高橋信之先生プロフィール】

    東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科 教授 医学博士 http://dbs.nodai.ac.jp/html/100000859_ja.html 出身:福岡県福岡市 学歴:京都大学農学部食品工学科卒業    京都大学農学研究科食品工学専攻修士課程修了    京都大学医学研究科分子医学専攻博士課程中途退学    医学博士 職歴:農水省関連プロジェクトの博士研究員を経て、    自然科学研究機構生理学研究所助教、    京都大学農学研究科食品生物科学専攻助教、    東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科准教授    2018年4月より同学科教授 専門:分子生理化学(分子生物学、生理学、生化学) 研究テーマ:食品成分によるメタボリックシンドロームの予防改善 趣味:読書とB級ホラー映画鑑賞